ネガとポジ

病棟実習が始まったので、レントゲン写真なんかを見る機会が増えました。
今は呼吸器の内科を回っているので、肺のレントゲンが中心です。
今までは、そういった画像の勉強からは目を背けてきたのですが、これからはそうもいきませんね。
参考書を片手に、シャーカステン(レントゲン写真を見るための、明るいパネル)の前で呻吟する毎日です。

さてさて、レントゲン写真を見るときに特有の用語がいくつかあります。
一般の方もよく使うのは「影」ですね。
肺に影がある、みたいな感じで。
で、この「影」って、白く写っているんですよね。黒い肺の中に、白い物がもやもやっと。
白い影、というのは、いわゆる普通の「影」のイメージとは違いますね。

それから、肺などの黒く写っている部分。黒いところは「明るい」と言います。
これ、慣れるまでちょっと変な感じがしました。
黒いのに「明るい」って言うんですよ。

黒は明るくて、白は影。
要するに、レントゲン写真ってあれ「ネガ」なんですよ。
まあ考えてみりゃ当然のことですけど。



そんなある日。
病院のパソコンで電子カルテを閲覧してたら、おやレントゲン画像の横に「白黒反転」というボタンがあるじゃないですか。
要するに、ネガの画像がポジになるわけですね。

ほほう、それは新鮮。面白そうじゃないですか。


早速ぽちっと押してみます。
えい(画像はサンプル)。
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おおおっ!!!

断然こっちの方がわかりやすい気がする!
なんか、肺が空気の袋だってことが実感できます。
X線が、色んなものを透過できる強い光なんだってのも、これならわかりやすい。


やあ、これは自分の中でちょっとした革命でした。
やっぱ、ポジのほうが直感的に理解しやすいですね。うん。
この機能は面白いので、今後も使ってみたいと思います。
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by cos_ary | 2006-04-09 21:34 | 雑記


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