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アサシンシルコンフレックス再び

今日は寒いなあ、とか思いながら自転車をこいでいたら、一瞬だけ道ゆく小学生の会話が耳に入りました。

「……バルログ……」

ストIIの方か、ロード・オブ・ザ・リングの方か知りませんが、なぜ今更? と少し気になりました。




さて、「※」こと「アサシンシルコンフレックス」ですが、いくつか指摘があり、真相が明らかになりました。
やはり「※」はあくまで「米印」。
アサシンシルコンフレックスは、どうやら「^」の名称「アクサンシルコンフレックス」の記憶違いだろう、ということが判明。
うん、やっぱりアサシンはちょっとおかしいと思った。


さて、「^」についてですが、僕はずっとこいつの名前は「サーカムフレックス」と認識していたんですよ。
ありゃ、違ったのかな、と思って調べてみたところ「circumflex」は英語で、これを仏語で「accent circonflexe」というのだそうです。
それにしても仏語は思わぬ文字を発音しなかったりするので、油断なりませんね。
accentと書いて、アクサン、と読む。そんな馬鹿な。
なんだか、「deux」(ドゥ)を「で、でうっくす??」と読んだ苦い思い出がフラッシュバックします。
ここで気合を入れなおし、同じ轍を踏むものか、仏語でxは読まないんだ、とか思っていると、circonflexeは、シルコンフレックスだし。
そして、知らない間にmがnになってるし。
くそう、わけがわからない。ぐるんでやる。


気を取り直して、このサーカムフレックスことアクサンシルコンフレックス、母音の上について、アクセントをあらわすみたいですね。だからアクサン。
日本語のローマ字の上にもつきますね。長音のとき。
あれも、アクセントの一種と言えなくもない。


でも、アクサンシルコンフレックスってのは、要するに「アクセントサーカムフレックス」ということでしょう。
じゃあ、アクセント以外のサーカムフレックスがあるのか、とか思っちゃいます。
うーん、Visual Basicなんかで指数を表すのに「^」を使うな。あれが、アクセント以外のサーカムフレックスなのかな。

あ、いや。もっと分かりやすい例があった。
そうだ、これって表情筋の収縮に伴う眼裂の狭小を表す記号じゃん。
日本じゃ、むしろその使途がメイン。アクサンってなんですかって感じ。


よし、決めた。
いつか小説を書くときに「彼女は、目をアクサンシルコンフレックスのように細めた」という表現をあえて使ってやる。

その暁には、「これ母音の上についてないからアクサンじゃないよー」ってみんなで突っ込んでください。ぜひ。
よろしくおねがいします。
by cos_ary | 2006-02-27 19:40 | 記号


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