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HIV差別がひどすぎて驚いた(前編)

こちらのニュースでの反応があまりにひどすぎたので。

痛いニュース(ノ∀`):HIV感染の看護師「病院から退職を強要された」 病院「退職を求める意図はなかった」

本当にニュースに対するレスの流れがひどくて、匿名掲示板の意見だからとかそういうレベルじゃなくて、あまりにもアレすぎるからネタかとも思ったけどネタだとしても全く面白くはないし不快でたまらないわけで、もしもこれが本気で一般人のHIVの認識なんだったら相当危険だな、と。

一般人のごく一部だけの認識だとしても、やっぱり相当危険だなと。

思想信条の自由、言論の自由なんてものはこっちだってわかってます。別に強制しやしませんよ。

でも、もしHIVについてあなたが無知で、差別というものにも特に頓着がなく、漠然とした偏見に基づいて無邪気な発言や思想をしているのなら、ちゃんとその意味を知った方がいい。

申し訳ないが、このニュースとそれに対するネットでの反応を見た私が、誰かから「悪いのは誰か」と問われたなら、「外野の一般人だ」と即答する。

以下、少し感情的になって言葉が乱れたり論理展開が怪しくなるかもしれないが、私見を述べさせていただきます。



■0. 何が起きて、どういう反応があったのか?

上記リンクを開いてざっと目を通していただくのが一番なんですが、一応簡単に事態のまとめを書いておきます。

ことは昨年の秋。愛知県内の病院において、30代看護師がHIV陽性と発覚したことから始まります。HIVには感染していますが、AIDSは発症していません。

ここで今後の就労について、看護師は病院幹部と話し合いました。

>その際、看護師は治療後の職場復帰に支障がないことを明記した診断書を示したが、
>副施設長は「うちでは看護職は続けられない。運転や配膳(はいぜん)の仕事はあるが、
>差し迫って人が必要なわけではない。他の理解ある病院に面倒を見てもらっては」と発言。
>看護師は同十一月末、副施設長に「退職を強要されたと受け止めている」と伝え、
>辞表を提出した。


つまり看護師は診断書も示して「今後の就労に問題はない」と主張していたのに対し、病院側はやんわりと(?)退職を勧めます。

ですが、後になって病院は退職勧奨を否定します。

>「退職を求める意図はなかった」

のだそうです。じゃあどういう意図だったんだよって話ですが。

で、元記事にはちょっとした解説みたいなものがついています。いわく、

>国の「職場におけるエイズ問題に関するガイドライン」では、HIV感染者を差別しないよう求めているが、医療現場は対象外とされている。医療現場向けのガイドラインは策定の必要性が指摘されてから十五年以上たっても整備されておらず、国の不作為が今回のような問題を引き起こす一因となっている。

だそうで、どうやら悪いのは国だそうです。国って便利ですね。

さて、このニュースについてのネット掲示板(2ch)の書き込みをまとめたのが、冒頭に掲げたリンクです。

一応さまざまな意見があるのですが、ほとんどは看護師を批難するものです。

これはすさまじくて、中にはHIVに感染したってだけで人間性まで否定するような発言なんかもあります。ナチュラルにあります。

一部抜粋してみましょう。

「行きたくねぇそんな病院」「医療従事者がエイズとか本末転倒じゃん。自業自得のくせに何が強要されたとか。こんな看護師嫌だね」「差別じゃねえだろ。接触性の病気を持った人間に寿司職人やらせられねえって話だろ」「かわいそうだけど、一般的な感覚ではHIV陽性の看護師がいる病院なんて行きたくないよな」

ちなみに、これらは差別的な発言を作為的に抽出したものではなく、50発言おきに(目分量で数えてるので多少ぶれはあるでしょうが)定間隔に発言を拾ったものであることを書き添えておきます。



■1. 差別をする人間は、それが差別であるとわからない

最初は、HIVとAIDSの違いだとかHIV治療の現状とか、そういう医学的な前提知識についてまず述べようかと思ってたんですが、退屈な文章で最後まで読んでもらえなかったら元も子もないので、一番言いたいことを最初に持ってきました。

僕が一番ショックを受けたのは、ネット上でHIV感染者について(あるいはこの看護師個人について)差別丸出しの発言をしている人のほとんどが、どうやらそれが差別になっていることを自覚していないようだ、ということです。

しかしまあ、考えてみればそんなものかもしれません。

明らかな差別だと十分に理解していれば、いかにネットの匿名掲示板とはいえ、それを自覚的に全面に押し出せる人は少数でしょう。

差別、という概念がことさらにややこしい問題に発展するのも、いつでも差別される側が問題に対して敏感であるのに対し、する側は鈍感でそれが差別だと気づかないことがほとんどだからです。

わかっててやってたら単なる悪質ないじめですよね。わからずにやっているから差別なのです。

要するにバックグラウンドにある問題は無理解なんじゃないかと。

今回のケースで言うと、多くの人がHIVについて理解をしていなさすぎるために、適切な配慮ができていないということでしょうか。

(たまたま僕は医学を学んだ経験があり、HIVについても最低限の知識はあるので、「これは明らかな差別じゃないか」と指摘できる立場にいるわけですが、専門外の領域になるとつい自覚のないうちに似たような差別発言や差別行為をおこなっているかもわかりません。人の振り見て我が振り直せ。自分に対する注意喚起も兼ねてこの文章を書いています)

問題がHIVということで無理解が生じやすかったのかもしれません。もう少し分かりやすい例に置き換えてみましょう。

ちょうど昨日、白人と黒人についての小話を書いたところですし、黒人に置き換えてみましょうか。
(自分が何気なく書いたこの小話も、無自覚な差別に満ちているかもしれません)

さて、とある黒人の看護師が、黒人であることを理由に勤めていた病院を退職させられました。

これに対してインターネットでは、

「行きたくねぇそんな病院」「医療従事者が黒人とか本末転倒じゃん。自業自得のくせに何が強要されたとか。こんな看護師嫌だね」「差別じゃねえだろ。接触性の色素を持った人間に寿司職人やらせられねえって話だろ」「かわいそうだけど、一般的な感覚では黒人の看護師がいる病院なんて行きたくないよな」

という意見が書き込まれています。
(※アンダーライン部が、HIV→黒人に置き換えたところ。「接触性の病気」は、ここでは「接触性の色素」に変えました)

……これは、さすがに誰が見ても「ひどい人種差別発言」であることは明らかですよね。

無作為に抽出してきたレスが元なので、「HIV」を「黒人」に変換したらナンセンスな文章になったものもありますけど、まあ元の文章も十分ナンセンスなんで。感覚的にはそのまんまこれでOKかと思います。

特に、最後の「かわいそうだけど、一般的な感覚では黒人の看護師がいる病院なんて行きたくないよな」。これは非常に的確に、この問題に根付いた差別を暴いていますね。

実は結構見られたのがこの言説です。

いわく、「HIV感染者が就労してる病院なんて行きたくないのが当然なんだから、病院は辞めさせて当たり前」。

更には「むしろ看護師が自分で辞めないのがおかしい。辞めて当然なのに医療を続けようと思うこと自体が自分勝手でどうかしている」とまで続きます。

ひどい。これはひどい。

詳しくは後述しますが、看護師がHIV感染者でも、適切な業態で適切に勤務している限りは患者にウイルスを伝染すことはまずあり得ません。

で、この「感染のリスクはまずあり得ない」ことを知らずに、先程述べたような「そんな病院行きたくない」「辞めさせて当然」と言っていたのなら、別にこれは差別じゃないと思うんです。

ちゃんと事実を知って「そっかそっか、自分が無知だったよ。それなら病院で働いてても問題ないね」と言い直してくれるのであれば、これは単なる無知で、差別ではないでしょう。

でも、どうやらそうじゃなさそうなんです。

多くの意見を読んでいると

「もし実際にリスクがないんだとしても、やっぱりHIVは嫌だよ。そんな病院行きたくないよ。病院は看護師を辞めさせて当然だし、看護師も自ら辞めるべきだよ」

というニュアンスが見てとれるのです。こっちは明らかに差別ですよね。

だって「俺、黒人に看護されるの嫌だよ。だから病院は黒人の看護師を解雇しても別に良いんだよ」と本質的になんら変わりないですから。

そして、そういう発言をしておきながら、おそらくほとんどの人が差別しているという自覚を持ってない。

これは合理的な区別だ、とか思ってる。

おいおい、どうなのよそれ。

HIVに対する誤解なんかもあるのかな。とにかくみんな無自覚に差別しまくってる。

これ、昔のハンセン病(らい病)がきっとこんな感じだったんだろうなー、とか思いますね。

というわけで、ちょっと話は脇道に逸れるんですが、歴史は繰り返すとも言いますし、人間の性は変わんねえな、と。成長しないんだな、と。むしろ繰り返すからこそ、人は歴史から学ばなきゃいけないんだなとか思ったので、次項はHIVを離れてハンセン病のことを書いてみます。



■2. ハンセン病の歴史

こんな所で私なんぞが歴史を解説するよりも成書を読むなりWikipediaを参照するなりしてもらった方が良いんでしょうけど、手短かに済ませたい方のためになるべく簡単に、ハンセン病の歴史——特に日本における歴史について、書いてみます。

たぶん、現在の日本における目に余るHIV差別について考えるのに、貴重な歴史でありましょう。

ただ、大雑把なまとめになるので細所はいい加減な部分があるかと思います。ご了承ください。

ええと、そんなわけでハンセン病です。昔は「らい病」とも呼ばれましたが、現在では後者の病名は差別用語にあたるとされています。

病気の名称なんてのはけっこう身も蓋もないものが多くて、そういうのに比べたら「らい病」(漢字では癩病)なんてのは語義的には特段「差別的」ではないのですが、これが差別用語として取り扱われるというのはそれだけ深い差別の歴史があったということです。

ハンセン病は「らい菌」という細菌によって起こる感染症です。「らい病」はNGだけど「らい菌」はOKという辺り、尋常ならざる歴史が垣間見える気がするんですが、いかがでしょうか。

ともかく、このハンセン病というものは細菌に感染することで発症し、発症すると主に皮膚と神経に症状が出ます。

他の皮膚病でもそうなんですが、皮膚に症状が出るというのは要するに外見的に症状が出現するということなので、見た目的にかなりインパクトがあるわけです。

更に顔面や手足の変形といった症状も伴うために、皮膚症状とあいまって見るからに病が進行していることが分かるような状態になってしまいます。表現がいささか不適切であることを承知の上で書きますが、外見上気味が悪いのです(少なくとも、そう捉えられている時期があった)。

そして、ハンセン病はヒト−ヒト感染で伝染する感染症です。接触感染に加え、飛沫感染(※細菌が含まれた鼻汁などの飛沫を気道から吸い込むことで起こる感染。飛沫の到達距離は1m程度と比較的近距離である)による感染経路があります。

そんなわけで、ハンセン病は「気味が悪い」し「近くにいるとうつる」から、どこか遠くの施設に患者を隔離して閉じ込めよう、ということになりました。

日本では昭和以降この活動がエスカレートし、一時は患者を見つけ出しては強制的に施設に送還し、らい病を根絶しよう!というムードにまでなっていました。患者の人権も家族の人権も無視です。

で、そんな「気味が悪く」て「近くにいるとうつる」ハンセン病ですが、どうやら薬を飲んでちゃんと治療を受けている人からは感染しないみたいだぞ、ということが徐々に分かってきます。

そんなわけなので、国際的には「隔離やめようぜ」という流れになるんですが、日本は戦後に至っても隔離を続けます。隔離診療所内では、患者の介護を職員ではなく別の患者が担当させられるなどの人権無視が当然のように行なわれ続けました。

「らい予防法」が廃止され、こういった隔離政策がなくなったのはなんと1996年のことで、当然のごとく国ひどくね?って裁判になって、やっぱり当然のごとく国が敗訴しています。

……とまあ、すごく大雑把にまとめましたが、過去にこういうことがありました。

現在ではハンセン病に関する偏見などはかなり改善されていますが、それでも時々ホテルが宿泊を拒否したとかのニュースがあります。

ハンセン病であることを理由にホテルが宿泊を拒否するといったことは、当然のことながら不当な差別に相当するわけで、こういったニュースに対して「うつらないって分かっててもハンセン病患者と同じホテルとか嫌だし。他の利用客のことを考えたら拒否して当然じゃね?」とでも発言しようものなら、前時代的な恐るべき差別主義者と捉えられて、きっと炎上します。

断言しても良いですよ。100%炎上する。間違いないです。

しかし、HIVについては同じ差別がなぜかまかり通ってしまう。

それはやっぱり、多くの人にとってそれが差別であるという自覚がないからでしょう。

だからこうして、一人でも多くの人が、泡沫ブログでも良いから意見を発信しなきゃいかんのだと思います。



■3. なぜ病院は看護師に退職を求めたのか

さて、元の問題に戻ってみます。

今度はネットでの反応ではなく、病院の対応にフォーカスを当ててみます。

まず、病院の言い分を再び引用してみましょう。

>「うちでは看護職は続けられない。運転や配膳の仕事はあるが、差し迫って人が必要なわけではない。他の理解ある病院に面倒を見てもらっては」

だそうです。

「うちでは看護職は続けられない」というのは、言い換えるなら「他の病院なら看護職を続けられる」です。

まあ日本人的な遠回しな表現で「うちでは」=「他でも」なのかもしれませんが、すぐ後で「他の理解ある病院に面倒を見てもらっては」と言っているのでそういうわけではなさそうです。やっぱり「うちではちょっと……。でも、他なら良いよ」ということのようです。

ということは、この病院は少なくともHIV陽性でも病院で働いて良いと考えていることになります。「※ただしよその病院に限る」という但し書きがつきますが。

これは重要なポイントですね。つまりは「医学的に言って、HIVに感染していても医療に従事して問題ない」ことを認めているわけですから。

本気で患者への感染リスクが医学的に問題になり得ると思ってるなら他の病院ではなく他の職を勧めるでしょう?

他の病院での看護職を提案している以上、病院は「看護師のHIVは、患者の感染リスクにはならない」ことを理解しているはずです。

じゃあ、なんで退職勧奨をしたかというと、おそらくクレームが怖いからでしょう。

決して院内感染のリスクを避けるための退職勧奨ではありません。クレームのリスクを避けるための退職勧奨です。

クレームとは何か?

それは、インターネットの掲示板に書き込まれたコメントのような言葉たちに他なりません。

現に大声でそういう発言をする人がたくさんいる。

だからこそ、事なかれ主義の病院は看護師に退職を求めたのでしょう。

クレーマーを怖れたというのは推測に過ぎませんが、しかしネットでの反応を見るに、HIV感染者を看護師として働かせていたことが明らかになったとき、この病院にものすごいクレームが殺到するであろうことは容易に想像がつきます。

どう見ても退職を求めている以外の何ものでもないのに「そういうつもりじゃなかった」とかわけのわからん言い訳をしてる点も、この病院が波風の立つことを嫌っている様子が見てとれる気がします(深読みしすぎかもしれませんが)。

——さて、それではこの事件で最も悪質で無責任なのは誰でしょう?

HIVを保有しているにも関わらず医療職を続けようとし、病院からの退職勧奨を差別ではないかと指摘した看護師?

看護師のHIV陽性は院内感染のリスクにはならないと認識しつつも、患者や市民からのクレームを怖れて看護師に退職を求めた病院幹部?

必要性を指摘されながらも、15年以上の長きに渡ってガイドラインの策定を先送りし続けてきた国?

それとも、HIVについて適切な知識を持たず、偏見により感染者を一方的に非難する一般人たち?

先ほどの、ハンセン病の歴史を振り返ってみましょう。

ハンセン病対策において、国の対応は拙速極まりないものでしたが、なぜ国の対応はそこまで遅くなったのでしょうか。

もちろん、国の無理解も大いにあったのでしょう。

ただ、本当にそれだけなのかは、ちょっと疑問です。

この辺りの詳しい経緯とかその頃の空気感については、ちゃんと様々な資料を読み込んでから発言すべきなのでしょうが、僕は一般人の無理解も、解決を遅らせた原因なんじゃないかと思っています。

施設からハンセン病患者が社会に復帰するに当たって、「ハンセン病患者が近所にいると思うと気味が悪い」「ハンセン病患者と同じ病院には行きたくない」という偏見が、絶対あったはずです。

この辺は僕も勉強が十分でないので、憶測による発言になっているのですが、しかし自信を持って断言できます。なんせ、HIVに対するあからさますぎる差別を目の当たりにしましたから。

こういった一般人の無理解については専門家がきちんと啓蒙すべきですし、必要なら国がそれを補助すべきです。

そういった点も含めて、国の拙速には重大な責任があったと思います。

しかし、国だけじゃなくハンセン病患者をさんざん差別してきた一般市民にだってやはり責任はあるでしょう。

え、あるよね?

だけど、国と違って一般市民は訴えられることはありません。実名を出して堂々と差別活動をしてたなら話は別でしょうが、普通の一般市民は差別に加担したところで裁判で責任を追及されるわけでもありません。

みんなも差別してるから。

これでその場の風潮は乗り切れます。

いや、ちょっと適切じゃないですね。なぜならその人はそれが差別だと思ってないですから。

みんなそう言ってるから。

ですかね。

んで、時代が変わって「やっぱりあれは差別じゃね? 問題じゃね?」とかいうことになれば、国にでも責任を押し付けて知らん顔してればいいわけですし。

何なら「これだから国の役人はいけないんだ」とか言っちゃっても構わないわけですし。

お気楽だねえ。

本当、絶望したいくらいお気楽だわ。

こういう人は、いざ被差別者になったらどうするんだろう。まあ、たぶんきっと被差別者になっても声だけはでかいんだろうな(偏見)。そんで他の人からは「自意識過剰だろw」だの「そんなんで差別になるのかよ。何でもかんでも差別って言うな」だの言われるんだろうな(偏見)。

はあ。一体誰が得してるんだろうね。ギョウウング。



ええと、そろそろ眠いので続きは明日か明後日に書きます。

言いたいことの半分はたぶん言えた。残りの半分が、HIVとAIDSと、あと院内感染についての医学的な話です。

本当は医学的な話の方を先にしようと思ってたんだけど、より汎用的で本質的なことをとにかく意見表明しておきたかったので、こういうスタイルにしました。

急ごしらえの駄文で申し訳ないのですが、後ほどちょいちょいと手直しして読みやすくはしていきます。

(後編はこちらから)



追記:有名ブロガーで医師のNATROMさんがこの問題についてブログを更新されています。順調にブックマークを集めて多くの人に読まれているようで、ちょっと安心しました。
HIVキャリアを理由に看護師を解雇することは正当か? - NATROMの日記

追記2:泡沫に過ぎなかったこのブログですが、驚くほど多くの方にこの記事を読んで頂くことが出来ました。Twitterで宣伝してくれた方や、ソーシャルブックマークに追加してくださった等々、本当にどうも有り難うございました。

追記3:NATROMさんのブログ、当ブログに続いて、こちらのブログもはてブ on Twitterにピックアップされました。HIV抗体検査を受けた体験談などにも言及されています。
とりあえず、HIV抗体検査に行ったほうがいいと思う - キリンが逆立ちしたピアス

追記4:saomiさんのブログでもこの問題を取り上げていただきました。医学論文を引用して客観的な事実を紹介したり、またご自身の50回近くにわたる献血歴を経ての自身の考えを述べたりと、貴重な意見の詰まった記事です。
Saomix elements通信 HIVキャリアへの退職強要を考える

追記5:ごめんなさい。自分のミスによって後編のアップが大幅に遅れています。多くの方の関心を集める話題に至っただけに、なるべく速やかに記事を復旧してエントリを更新できるよう努めますので、今しばらくお待ちくださいませ。

追記6:お待たせいたしました → HIV差別がひどすぎて驚いた(後編)
by cos_ary | 2010-05-02 02:10 | 雑記


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